てるみくらぶ トラブルと倒産 何故(なぜ)?
格安旅行会社の「てるみくらぶ」が倒産しました。
「航空券の発券が出来ない」などのトラブルも報道されていました。
トラブル、倒産は何故発生したのでしょうか?
調べてみると「てるみくらぶ」は1998年設立された会社で、
東京のほか、大阪、名古屋、福岡、札幌に支店があります。
資本金6千万円、2016年9月期の売上高は約195億円となっています。
決して小さな会社ではないので、そう簡単には倒産しないです。
なにか深刻な問題が無ければ倒産には至らないでしょう。
気になるところです。
今回は、
・なぜ倒産したのか?
・トラブルがなぜ起きたのか?
この二つについて書きます。
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■ 倒産は何故起きたのか?
倒産に至った理由はニュースでも報じています。
理由は格安ツアーのインターネット販売の売れ行きが落ち始め、新聞広告に力を入れ始めたが、
経費が増え資金繰りが行き詰った。
海外ツアーの販売も多かったこともあり、円安の影響もあったそうです。
従業員によると、
お客さんが支払ったお金をすぐに航空会社などへの支払いに充てていたそうです。
負債額は151億円と発表されているので、自転車操業の状態だったといえます。
会社の業績不振が全ての原因でしょう。
トラブルはなぜ?
トラブルの内容は様々です。
・航空券が発券できない
・事前にホテル代金などを払ったが、現地のホテルに行くと予約のみで
ホテルで再度、料金を請求された。
などなど。
2月頃にツアーを予約した方は、クレジットカード払いではなく銀行振り込みを強く勧められ、
また、予約から支払いまでの期限の猶予もあまりなかったそうです。
このころから資金繰りが難しくなっていたのでしょう。
その後、関係先への支払いが滞り今回のトラブルに繋がったようです。
この影響で、約3万6千件(約99億円分)の申し込み者に影響が出ているそうです。
■ トラブルへの対応は?
このようなトラブルの際に弁済などを請け負う日本旅行業協会があります。
「てるみくらぶ」はこの協会に加盟しており、この協会が弁済を行ってくれるそうです。
しかし、弁済額にも限度があるそうで、同社の弁済限度額は計1億2千万円だそうです。
支払い済みの利用者は約3万6000人ということで、
「全員に返金は難しい。」とニュースでは言われています。
旅行代理店の破産はリーマンショック後として最大の破産だそうです。
支払い済みの方の中には家族旅行のために200万も支払った方もいらっしゃいます。
この金額が返ってこないのはかなり痛いですよね。
全額戻れば良いのですが・・・。
法律上、会社が破産したら取り立ては出来ないそうです。
債権者となるそうです。
会社としても、もう少し被害が拡大する前に対処できなかったのでしょうか?
今後どうなるのでしょうか?
「航空券の発券が出来ない」などのトラブルも報道されていました。
トラブル、倒産は何故発生したのでしょうか?
調べてみると「てるみくらぶ」は1998年設立された会社で、
東京のほか、大阪、名古屋、福岡、札幌に支店があります。
資本金6千万円、2016年9月期の売上高は約195億円となっています。
決して小さな会社ではないので、そう簡単には倒産しないです。
なにか深刻な問題が無ければ倒産には至らないでしょう。
気になるところです。
今回は、
・なぜ倒産したのか?
・トラブルがなぜ起きたのか?
この二つについて書きます。
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■ 倒産は何故起きたのか?
倒産に至った理由はニュースでも報じています。
理由は格安ツアーのインターネット販売の売れ行きが落ち始め、新聞広告に力を入れ始めたが、
経費が増え資金繰りが行き詰った。
海外ツアーの販売も多かったこともあり、円安の影響もあったそうです。
従業員によると、
お客さんが支払ったお金をすぐに航空会社などへの支払いに充てていたそうです。
負債額は151億円と発表されているので、自転車操業の状態だったといえます。
会社の業績不振が全ての原因でしょう。
トラブルはなぜ?
トラブルの内容は様々です。
・航空券が発券できない
・事前にホテル代金などを払ったが、現地のホテルに行くと予約のみで
ホテルで再度、料金を請求された。
などなど。
2月頃にツアーを予約した方は、クレジットカード払いではなく銀行振り込みを強く勧められ、
また、予約から支払いまでの期限の猶予もあまりなかったそうです。
このころから資金繰りが難しくなっていたのでしょう。
その後、関係先への支払いが滞り今回のトラブルに繋がったようです。
この影響で、約3万6千件(約99億円分)の申し込み者に影響が出ているそうです。
■ トラブルへの対応は?
このようなトラブルの際に弁済などを請け負う日本旅行業協会があります。
「てるみくらぶ」はこの協会に加盟しており、この協会が弁済を行ってくれるそうです。
しかし、弁済額にも限度があるそうで、同社の弁済限度額は計1億2千万円だそうです。
支払い済みの利用者は約3万6000人ということで、
「全員に返金は難しい。」とニュースでは言われています。
旅行代理店の破産はリーマンショック後として最大の破産だそうです。
支払い済みの方の中には家族旅行のために200万も支払った方もいらっしゃいます。
この金額が返ってこないのはかなり痛いですよね。
全額戻れば良いのですが・・・。
法律上、会社が破産したら取り立ては出来ないそうです。
債権者となるそうです。
会社としても、もう少し被害が拡大する前に対処できなかったのでしょうか?
今後どうなるのでしょうか?
2017-03-27 20:05
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