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倖田來未 快挙も下手?(CDの売り方) 売上げ2万枚で1位は衝撃!

倖田來未さんが3月14日に発表のオリコンチャートで、
オリジナルアルバムで1位と2位を同時に獲得されました。

女性ソロアーティストとしては、藤圭子(享年62)さん以来、
2人目の快挙だそうです。


約1年ぶりのアルバム発表でファンもうれしいのではないでしょうか?

しかし、この快挙、音楽ファン、
そして業界はのんきに喜んでいられないのです。

歌や作品に対する「下手」という声がありますが、
これは人によって捉え方が変わるので、何とも言えないです。

問題は売り上げ枚数なのです。
PRやCDの売り方が下手とも言われています。
実際はどうなのでしょうか?





■2万枚で1位の衝撃!売り方が問題?


1位を獲得のアルバム 「W FACE ~outside~」が2万246枚、
2位の「W FACE ~inside~」が2万157枚。

この結果に「2万枚で1位!」「CDが益々売れなくなった・・・」
「時代は変わった。」という声が出ています。

この結果に業界関係者も肩を落としているそうです。


曲を販売する方法としては、他にダウンロード配信、動画の広告料、
曲の販売ではないが、コンサートLiveなどがあります。


僕がCDを買っていた2000年頃は100万枚、200万枚を売り上げていたアーティストもいました。
しかし時が経つにつれ、
MDやipodなどのデジタル音楽プレイヤーの普及やネット配信、ダウンロードなどにより、
CDを買う人が少なくなりました。私もその一人でした。

ダウンロードだと1曲100円程度なので、
わざわざ、CD一枚1000円~3000円にかけることはしないですね。



売り方が下手、売り方に問題、という声もありますが、
こればかりはアーティストだけではどうすることもできないです。
倖田來未さんや制作陣、レコード会社側も考えてやっていると思います。

それでもCDが売れない背景には、やはりダウンロードなどのネット配信が少なからず
影響しているでしょう。

AKB48のように握手券を付けたり、
なにか付加価値(購入者限定の特典など)を付けなければ
買う人はなかなか増えないかもしれません。

売り方、PRの仕方を考える、付加価値を付けるというのは非常に難しいですね。

今後、新曲はCDで販売、ということが無くなるかもしれません。
今後どうなるのでしょうか?







■倖田來未さんのこれまでの売り上げ


2015年現在のデータですが、
倖田來未さんはCD総売り上げ1258万枚となっています。

これは2014年のデータとなりますが、
倖田來未さんのCDシングルの売り上げです。
一部データが無い曲もあります。

【発売日】 【タイトル】             累計売上枚数  最高位

                             (枚)
2000.12.06  TAKE BACK               約22,000  59位
2001.05.03  Trust Your Love             約42,000  18位
2001.10.03  COLOR OF SOUL             約13,000  29位
2002.03.13  So Into You                約6,000  50位
2002.07.24  love across the ocean           約22,000  19位
2002.12.11  m・a・z・e               約13,000  25位
2003.03.05  Real Emotion/1000の言葉        約282,000   3位
2003.08.27  COME WITH ME             約41,000  14位
2003.12.10  Gentle Words               約27,000  15位
2004.01.15  Crazy 4 U                約28,000  12位
2004.05.26  LOVE&HONEY             約150,000   4位
2004.07.28  Chase                  約21,000  18位
2004.09.08  奇跡                   約 60,000   6位
2005.01.19  hands                  約 48,000   6位
2005.04.13  Hot Stuff feat. KM-MARKIT         約 29,000  10位
2005.06.22  Butterfly                 約125,000   2位
2005.08.10  flower                 約106,000   4位
2005.09.07  Promise/Star             約60,000   4位
2005.12.07  you                   約190,000   1位
2005.12.14  Birthday Eve (5万枚限定)         約47,000   6位
2005.12.21  D.D.D.feat.SOULHEAD (5万枚限定)    約48,000   5位
2005.12.28  Shake It Up (5万枚限定)         約47,000   6位
2006.01.04  Lies (5万枚限定)             約47,000   7位
2006.01.11  feel (5万枚限定)             約48,100   1位
2006.01.18  Candy feat.Mr.Blistah(5万枚限定)     約47,800    3位
2006.01.25  No Regret               約131,000   4位
2006.02.01  今すぐ欲しい (5万枚限定)         約 47,400   5位
2006.02.08  KAMEN feat.石井竜也 (5万枚限定)    約46,900   3位
2006.02.15  WIND (5万枚限定)             約46,600   3位
2006.02.22  Someday/Boys[ハート]Girls           約89,000   3位
2006.05.24  恋のつぼみ               約273,000   2位
2006.07.26  4 hot wave               約390,000   2位
2006.10.18  夢のうた/ふたりで 約301,000   1位
2006.12.06  Cherry Girl/運命             約100,000   3位
2007.03.14  BUT/愛証               約128,000   2位
2007.06.27  FRENKY               約195,000   1位
2007.09.12  愛のうた               約135,000   2位
2007.11.07  LAST ANGEL feat.東方神起 約89,000   3位
2008.01.23  anytime (枚数限定盤)           約53,000   4位
2008.06.11  MOON 約138,000   2位
2008.10.08  TABOO                  約88,000   1位
2008.12.24  stay with me 約65,000   1位
2009.07.08  3 SPLASH 約92,000   2位
2009.09.16  Alive/Physical thing 約44,000   1位
2010.01.20  Can We Go Back (枚数限定)         約36,000   2位
2010.07.07  Gossip Candy 約84,000   4位
2010.09.22  好きで、好きで、好きで。/あなただけが 約85,000   2位
2011.02.02  POP DIVA                約39,000   4位
2011.08.17  4 TIMES                  約74,300   6位
2011.09.21  愛を止めないで              約43,000   6位
2011.11.30  Love Me Back                約43,000   6位
2012.10.24  Go to the top                約69,000   1位
2012.12.26  恋しくて                約21,000   7位



どうでしょうか?
このデータはシングルですが、
1位で2万枚は無いですね。
1位だとだいたい10万枚以上です。

2008年頃からは1位の売り上げも徐々に落ちています。
2008年ごろはIpodやスマートフォンが普及し始めた年代で、
ネットでのダウンロードも普及しました。
このころから影響が出始めているのかもしれません。

数字だけで見ると厳しくなっていますね。



最後に。



最近は音楽番組も減ってしまいました。

昔の名曲などを取り上げたり、カバーしたりと懐メロにスポットが当たっています。
「昔の曲が良い」「最近の曲は聴かない」という声もあります。
今の曲も決して悪い曲ばかりではなくて良い曲もあるのですが・・・。

CD売り上げの減少などで現在業界全体で収入が減っているそうです。
時代が変わってきて、CDが無くなる時代がやってくるのでしょうか?
レコード会社の破綻など悲しい結末にならなければ良いです。
今後どうなるのでしょう。






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